Risa Sato さとうりさ

この作品は2005年に開催された、愛・地球博アートプログラム「幸せのかたち」のために制作した作品です。この展覧会には国内外7名のアーティストが参加しました。

2008年、長野県川上村中学校に寄贈されました。

作品のタイトルになっている player alien とは、player piano（自動演奏ピアノ）をもじった造語です。

お互いがエイリアンであるということを忘れ、自分の理想とそぐわない者や理解できない事を自動的にエイリアンとして定義付けている。 作っては壊し、壊しては作り、パズルゲームをしているかのようです。 このタイトルはその様子を意味しています。

いつか、私たちがこのゲームを止めることができたとき、 同時に「幸せのかたち」という言葉自体も世の中から消えるのではないか。

ぼんやりとですが、とそう思います。

（プレスカンファレンスで読み上げた手紙から抜粋）